3 slides

写真を3枚とります

CP+ 2017に行ってきました

CP+ 2017というカメラの展示会に行ってきました。前回行ったのは2014ですから3年ぶりです。

桜木町の駅から会場のパシフィコ横浜に向かっていくと、だんだんとカメラ人類濃度が高まっていきます。そこで気づいたのはソニー勢とオリンパス勢の躍進。3年前のシェアとはだいぶ違うように見えます。いやぼくがA7R2とA7S2を気にしてるってのはあるっちゃあるんですが、普通に数えてみてもちゃんと多かったです。サーキットや飛行場とは違いますやっぱり。

で、会場に入ったらカメラメーカーのブースは無視して、例年のように用品用具をじろじろ見てまわります。ジッツォの新しいロックはいいなー、とか、フルードビデオ一脚順番に試したりとか、計測機器見てにやにやしたりとか、そういう時間を過ごすの最高かよ。キヤノンニコンのブースは、素通りしてみるものの、やっぱり興味が活動的にならない感じでした。そもそも事前情報も多いですし。

ブースで足が止まることが多かったのはやっぱりソニーさんでした。
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ラージセンサーで映像推しってのがソニーさんっぽい。真ん中はA7S2にAngenieux Type EZ-2(22-60mm T3)、Vocasのリグで、とにかくもうたいへんかっこいい(かっこいい)。またこれで撮った画でガチ最高級ですからおそろしくかっこいい時代になったものです。BVW-400とはなんだったのか。あ、右はFS7 II、左はたぶんF65RSです。


2017年は宇宙カメラもソニー化してました。
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A7S2にSELP28135Gを上のメカに詰めてあって、きぼうに載せて、スチルや4Kの動画を撮るそうです。小さくて操作系をギア駆動できて、USB給電で動作してって、たしかにべんりそうです。NASAじゃなくてJAXAニコンじゃなくてソニーで宇宙カメラ、新ジャンルです。上下逆におさまってるのも宇宙っぽさ高まってよい。愛、おぼえていますか。

そういうぼくもA7R2かA7S2がだいぶほしいんですが、値段が下がる傾きがいまいちなのと、4K編集環境どうすんだよ的ないいわけでもって、もうちょっと待ってみようと思います。新品D810や中古D800の値段考えるとちょっと買いづらいです正直。趣味にもROIとか言い出したら写真なんてやめろよとかそういうことはいわない約束です。カメラ人類の人生は難しい。

あ、すげーのが一つありました。ニコンの双眼鏡のほうで参考出品だったアッベ・ケーニッヒ型プリズム採用の超広視界双眼鏡です。すげーすごかったのでとにかくすごい。明るい広いくっきり最高。これまでの双眼鏡と違う体験が得られました。ほしい。なお、説明員さんによると、発売未定、50万円とかなっちゃうかも、とのこと。星屋はたまらんはず。世に出てほしいです。

気絶してたらAiS Micro105/2.8をやっちまった

会場を出て一息入れてから、ふたたびパシフィコの中に戻り、同時開催の中古カメラ展てきなやつを覗いてみたら、ここ7年くらい探していたAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sが何本かあるじゃないですか。それぞれ見せてもらっているうちに気絶して財布から日本円が飛び出していきました。

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日本円と引き替えで手に入ったのがこのレンズ。うーんいい。じつにいい(満足)。AiSなNikkorでは、ほんとうによいレンズの1つと聞いていて、帰り道ぱらぱらと試写してみましたがいやほんといいびっくり。こういう丈夫なレンズでよく写るみたいの体験すると、Eマウントで気持ちも新たにがんばろうという気持ちになりづらい。加齢していくカメラ人生の難しさについて。

このレンズについての詳しいことは以下のリンクでどうぞ。

105mm単焦点ってはじめて持つので画角が新鮮。70-200とはだいぶ違うユーザー体験です。しばらく遊んでみます。


Nikon D700 + Ai Nikkor 24mm F2S, Ai Nikkor 50mm F1.4S, Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S