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写真を3枚とります

【横浜】肉汁あふれるオレに人気のハンバーグ3選

※タイトルはSERPでのCTRを意識した結果、Rettyっぽくなりました(すいません)

さてハンバーグである。ハンバーグはうまいのでよい。もっとみんな食べるべき。そこで横浜のハンバーグを紹介しよう。どこも3度以上食べてるYO!

割ってジュージュー系では日本一ではないか「アラベル」

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俵型やラグビーボール型の生焼けハンバーグを店員さんが割ってジュージューする類いのハンバーグ・エンターテインメントがある。よいエンターテインメントなので、だいたい体験してきた。ソースはやっぱり「さわやか」のオニオンソースが一番だと思うし、最もあっさりしてるのは「フライングガーデン」だとも思う。で、一番パティがうまいのがここ「アラベル」だ。黒毛和牛100%である。

とにかく肉の味がよい。「最初はソースをかけずに塩こしょうだけで」と店内の案内にあるが、ひとくち目は塩も胡椒もなしでよい。そのくらい、よい香りの肉と、甘い牛脂が素晴らしいのである。たぶん部位的な意味でのブレンドと、入れる牛脂が絶妙なのだ。火加減はいつも完璧で、それがいい肉の香りとうまみ、コクを完全に引き出す。結果、大トロクラスの幸せさが爆発する。

ソースは4種類くらいから選べるが、これは重要ではない。どうしてもという場合はドミグラスを選ぶといいだろう。トッピングもある。おすすめは目玉焼きだ。パティに軽く岩塩を振り、目玉焼きの黄身に、黄身だけにちょいとつけて食べる。これが完全なソースである。アクセスは横浜駅からだいぶ徒歩。バスもある。遠いから行かないたぐいの店ではない。食べたかったら行くべきのたぐいの店である。

retty.me

ちなみに今日食べた黒毛和牛は岩手県産だそうです。もしかして日本一じゃないかと思いました。といいつつ、「この肉はこないだの肉とはちがう肉」的な味のブレもあるような気がして、それも楽しいです。だいたい行くたびにうまくなってる気がします。

こういう正解もあるのだ「レストラン シン」

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「和風ハンバーグ」だが、見た目も味もあんまり和風要素はあんまりない。そんなこととは無関係にうまいので紹介する。ひとことでいうと「ハンバーグにかけたらすごいうまそうなソースをハンバーグにかけた料理」である。

パティは合い挽きで、肉の素直なうまさをクリアに感じる。塩加減はひかえめで、胡椒とナツメグ、タマネギのさわやかさがスッキリ効いている。よくできたふつうのハンバーグである。そこにかかるソースが意味不明にすごい。パルメザンチーズ、醤油か味噌、白ワイン、なにか酢、バターあたりまではわかるが、よくわからない。とにかくうまい。最初のひとくちを食べた瞬間からごはんが加速する。口内混合幸せである。おしんことみそしるもついてくるので結果として和風なのだ。これでいいのだ。

ガルニも見た目をうらぎらず、野菜はちゃんと野菜のいい味がするように調理されていて、はし休めとしての性能が極めて高い。チキンソテーもうまいらしいのだが、いくと和風ハンバーグを結局オーダーしてしまう。

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店内も明るくて雰囲気よいです。アクセスはとにかくしんどいですが駐車場はあります。バス停目の前。横浜市電保存館が近くにあるのでセットでめぐるのもいいでしょう。営業日注意です。電話してからいったほうがいいと思います。

やっぱりはずせない「ハングリータイガー

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1969年創業である。子どものころ、親につれられていってドキドキした覚えがある。だいぶグルメだった祖父といっしょに食べたとき「これうめえな」っといっていた記憶があったりする。そんなこんなで30年以上食べ続けている。いろいろ大変そうなときもあったし、おいしくなくなったと感じたときもあった。ここ3年くらいは安定しておいしいと思う。そこで横浜市民の高級ソウルフードであるこれを紹介するのだ。

パティは昔ながらの牛肉100%の味。外国産肉の食べ方としては「上手」としかいえない。都内ハンバーガー店によくあるような、牛脂のコクで押し切るわけでもなく、かといってうまみを押し出すためにスネ肉を混ぜすぎるようなこともない。上手なのである。で、ソースがうまい。ドミグラスジャンルだが、肉のフォン、野菜のうまみ、赤ワインといったどまんなかの味がちゃんとしている。後付け感があるトロミもよい。

付け合わせは比較的普通。横浜市民からは「タマネギがおいしくない」という感想がよくよせられがちだが、これは肉といっしょに食べるのが正しい。この炒めタマネギをパティにオンして食べるとうまさが1.3倍くらいになる。トッピングはチーズがおすすめ。国産でない牛脂には高級牛由来脂肪であるチーズがよい。なお、ぼくの好みからするといつも胡椒がよわい(たぶんお子様対応)。なので、胡椒足しながら食べるべき。

hungrytiger.co.jp

週末の夜はだいぶ混雑します。どれか1ヶ所行くなら、やっぱり横浜新道から看板が見えるあの本店が雰囲気よいと思います。

ハンバーグはうまいのでよいですね。

Nikon D700 + AF-S Zoom Nikkor 24~85mm F3.5~4.5G(IF)

メリークリスマス(2015)

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元町商店街からBMW 650i カブリオレ


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勝烈庵本店からカキフライ(5個)


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赤レンガ倉庫前からArt Rink in 横浜赤レンガ倉庫「氷上のフルーツポンチ」


よいクリスマスをお過ごしください。

Nikon D700 + Ai Nikkor 45mm F2.8P, Ai Nikkor 35mm F1.4S

横浜「野毛おでん」でしみしみ大会を楽しむ

そろそろおでんの季節ですね。横浜野毛の老舗「野毛おでん」に行きました。


必ず頼むべきなのがこちら。「ふくろ」「だいこん」「たまご」です。
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スターターはだいこん。しみしみで、絶妙なとろとろ具合です。野菜の甘みと食感がよくあいます。

続いてふくろ。中身はひき肉、野菜各種、糸こんにゃくなどです。肉なのか野菜なのか豆なのか魚貝なのか出汁なのかよくわかんないまま渾然一体となって味蕾経由で脳を総攻撃します。もちろんしみしみです。

そしてたまご。ゆでたまごはおいしいものですが、最上級はこれでないかと思います。完熟を通り過ぎた黄身がふたたび出汁をふくんで、飲み込む瞬間に鼻腔に抜ける香りがいっそエクスタシーで強く強くです。


おでんのタネは何が一番好きか、という問いは常にそこにあります。私のこたえは「ごぼう巻」です。
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この野毛おでんにおける“すり身ごぼうレシオ”をご覧いただいております。ポイントは、視覚ではすり身優勢に見えるけれども、口の中では完璧な黄金比率であるあたりです。肉厚なすり身の弾力と味を楽しんでいると、寸法のわりに強力なゴボウの香りがおいかけてきて、噛むたびに幸せがふえていきます。エンドルフィン・ブースター。


最後はしみしみタネを連発して駆け上がっていきましょう。
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「がんもどき」、「厚揚げ」、「キャベツ巻」です。

最初に手を着けたのは厚揚げ。色はもはや「元厚揚げ」といった風合いです。インサイドの豆腐は絹ごしっぽい食感なのですが、出汁の中で火が入るうちに、ゲルの結束はほどかれすがはいることで、出汁を含むしみしみ天国になりかわっています。たまごレス茶碗蒸しソイ風味。

キャベツ巻はいってみればロールキャベツです。ほとんどキャベツで、フレッシュさを感じる豚ひき肉が大さじ1くらい入っています。箸で割ると洋風の香り。食べるとうますぎるしみしみロールキャベツで、よく効くからしがよくあいます。

〆は丸さが美しいがんもどきです。豆腐だったはずが、表面の皮は大豆油の香りがのこり、中の歯ごたえも厚揚げとはまったく異なることで、下手な肉よりよっぽどうまいもどきでした。もちろんしみしみです。

以上しみしみ報告でした。必ず今夜ならすいている気がしてまたずに入れました。おなかいっぱいでほかほか。

おいも活動各位宛て

この店には「じゃがいも」もあります。



Nikon D700 + Ai Micro Nikkor 55mm F2.8S