モーターサイクルショー2015で、RC213Vにハァハァしてきた
モーターサイクルショーっていう展示会に行ったら、2014年のMotoGPで、マルク・マルケスというイケメソライダーがチャンピオンを獲得したマシン「RC213V」が触れる距離で展示してあった。240馬力で157kg、ジャイロ搭載でいろいろ電子制御みたいな化け物である。至近距離でハァハァしながら観察してきた。
そのフロントカウルである。曇り止めと思われし小穴は6mm程度の丸穴を複数が標準的だとおもっていたが、このRC213Vではちょっとカッコイイ形の加工がしてあって萌える。こういうディティールオタクなので、スクリーンを止めるビスがプラスのナベって意外とふつうだなーみたいなところもよく見るのである。
めっちゃぶっとい倒立フォークの先につくフロントブレーキなどである。めっちゃごついカーボンディスクが左右についている。キャリパーもでかいがアクスルから伸びるキャリパーを支えるステーがめっちゃかっこいい。鋳物なんだろうか。キャリパーの下には温度計?のようなセンサーがある。そのワイヤリングがいい。
レーシングカーと違ってダウンフォースがないため、ハードブレーキングではリアが浮いてしまう。つまりリアは減速時にはあまり仕事しない。ゆえにブレーキはフロントにくらべだいぶあっさり。そのかわりトラクションと横G、ギャップを受け止めるスイングアームはかなりごつい。削りだしと溶接の組み合わせでセクシー。
こういう写真を50枚くらいとって一人ハァハァするのです。いい趣味ですね。
Nikon D700 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D + HVL-20DW2
ソウルとしての家系、フードとしてのラーメン
さぬきうどんが好きである。さぬき出身の人と出会うと「さぬきうどんが好き」という会話をする。私はノリノリで好きなうどん店のことを語る。しかし、さぬき出身の人は、あまり話に乗ってこない。
なぜか、の理由はすぐ思い当たる。
私は横浜の出身である。横浜出身でない人が「家系ラーメンが好き」という会話を私にする。彼はノリノリで好きな家系ラーメン店のことを語る。しかし、横浜出身の私は、あまり話に乗らない。
ソウルであるからだ。魂を軽々しくしゃべるような人間ではないのである。みんな。たぶん。
この宇宙をよく見てほしい。私にとってはソウルであり、フードなのだ。私がおいしい京都ラーメンについて、そのおいしさを細やかに語ることはあっても、私のソウルについて語ることはほとんどないのである。
で、おいしい家系ラーメンが食べたい人は、「寿々㐂家」か「環2家」に行くといいと思います。写真のソウルは「寿々㐂家」です。